2019年6月5日水曜日

デイズゴーン(days gone)

PS4の専用ソフトで発売されたデイズゴーン(days gone)の感想レビュー。
2019年4月26日に発売されたSIEベンドスタジオの新規IPタイトルで、
当初は数ヶ月先に発売されるゲームでしたが、延期の末発売されました。
オープンワールドゲームなので開発に6年ほどかかっているのだとか。

デイズゴーンの物語は、パンデミックが起こったことで世界中の人々や
動物たちがゾンビのような姿になってしまい、地球上は果てしなく危機を迎えた
いわゆる世紀末状態が舞台になっております。ライフラインなんかも止まっており、
町なんかには人がおらず、ゴーストタウン化している状況です。

深い原因までは触れられてはいなかったが、ウイルスによりゾンビになったようで、
総じてフリーカーと呼んでいる。一見するとゾンビのような外見ですが、
死んではおらず、日中になると眠るし、夜になると徘徊して動物を襲ったり、
飲み食いをしているので生きてます。

days goneの主人公は元軍に所属していたディーコン・セントジョンです。
妻のサラがパンデミックのときに刺されて、NEROのヘリコプターで運ばれたが、
行方知れずになってヘリコプターが墜落して死んでしまった。
ディーコンはあきらめきれずにサラを追うことになり、相棒のブーザーと旅する日々。



■豊富に分かれたミッションのストーリーライン
デイズゴーンの一つの特徴だと思ったのはミッションが、
豊富に小分けされているところだといえる。オープンワールドゲームのミッション
といえば、各キャラクターに沿ったものが一般的ですが、
デイズゴーンも似たような感じだが、さらに細分化したような雰囲気でした。

ゲームを進めていくと、次々とそのタイトルに関わるミッションが小分けされて
各ミッションを攻略していくような、そんな一風変わった感じでした。
トータルで見るとムービーの部分が多かった感じがするゲームでしたが、
フリーカーの群れと戦ったり、敵のキャンプを制圧したりと
アクションゲームとしての要素といったものは十分に含まれております。


■Days Goneのオープンワールドの世界観
前述した通りdays goneの世界観は、人々が危機に陥り、人類は滅亡状態ですが、
生き残った人々はキャンプに寄り添い生活している状況です。
ディーコンはキャンプに立ち寄ってジョブを受注したり、バイクで旅しているので
バイクをカスタマイズしたりと、旅には欠かせない拠点となっている。

デイズゴーンのマップの広さは、一般のオープンワールドと比較すると
見た目は小さく感じてしまうがバイクで移動してみるとこれが結構広い。
もちろんファストトラベルの救済はありますが、バイクにはガソリンが必要なため、
ガソリンスタンドやポリタンで燃料を補給しながら目的地へ向かうことになります。

フィールドでは野生動物がいて狩猟ができ、また植物が生えているので採取する
ことも可能で、そういったものはキャンプへ行って売り飛ばす内容です。
さらにはコレクション要素もあり、ポスターや史跡となるロケーションを巡ったり、
キャラクターの詳細に関わる内容を見たりと、こういった要素は240個もあります。

基本の移動となるのはバイクで、バイクはキャンプでバイクのアップグレード
行って性能やら見た目となる外観を変更したりもできます。
いきなり全部の要素をカスタマイズできるのではなく、キャンプの信頼が必要で
それとお金となるクレジットがあれば変更することができる。


■ディーコンの強化、装備品など
ディーコンは敵を倒すと経験値が増えて、やがてレベルが上がります。
レベルが上がるとスキルポイントを獲得して、新しいスキルを習得できます。
スキルの種類は格闘戦スキル、遠距離戦スキル、サバイバルスキルの三種類が
用意されており、自由に割り振ることができる。

ディーコンが扱う武器はフィールドで拾ったり、敵から入手したり、
またはキャンプの商人から購入したり、ミッションを攻略してアンロックする
といった手段があります。種類はそこそこ豊富に用意されており、
格闘武器などはクラフトで作ったりすることもできる。

クラフト要素はただ素材をフィールドで集めて作ることができます。
クラフトマニュアルといった設計図が必要になりますが、そういったものは
ミッションの進捗を進めていくと解除されるもの。
あとは素材を集めて作るだけなので手軽に武器やらトラップを生成できる仕様。

武器はL1長押しで武器ホイールを開いて選ぶタイプです。
銃の他にはクロスボウや爆弾、トラップ、妨害物とあり、
使い分けながら敵と戦う感じです。


■収集要素
コレクションを集める他に収集要素があるとすれば、
ディーコンのステータスをアップできるNEROの調査現場でのNEROの注入器を
入手してみたり、IPCAのパーツを集めてスタンガンを作ってみたりできる。
コレクション要素と含めると結構多く感じるかもしれません。

トロフィー獲得については全体的にやさしめです。大半はミッションを
攻略していくと埋まる感じのトロフィーが多く、あとは軽く収集物を集めたり、
サブイベント的なものや回数を軽くこなすだけでゲットできます。


■全体的に思うデイズゴーンの感想
結構なボリュームの量に驚いたわけだが、オンライン要素があれば良かったかな。
一応はDLCなどもあるようで、今後はどのように面白さが増えていくのかは
今ところは謎ですが、遊びやすいゲームであったことは確かだと思います。
しかし、バグの量に関してはずいぶん多いという印象。

進行不能のバグやら表示系のバグは多いほうのゲームかなと。
デイズゴーンは初心者向きのゲームだといえる部分も多いですが、
ゲーム中での説明がやや不足している点は否めないという印象もあった。

一通りなんでもできるオーソドックスなオープンワールドというゲームで、
真新しい部分があまりなかったけれどもフリーカーの大群を一掃する
ミッションなどは、何かしらdays goneの独特な印象も少し感じるところもある。

一般のゾンビものゲームのように弱いゾンビがうろうろではなく、
囲まれると大抵は終わってしまうタイプのもの。そういったところは
スリルを感じるゲームでもある。ただ「ホラーゲームか?」と聞かれると
それは全く違い、サバイバルアクションゲーム寄りです。

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