2020年7月10日金曜日

ラストオブアス2

PS4ソフトで発売されたラストオブアス2の感想レビュー。2020年6月19日に発売されたサバイバルアクションゲームで、前作の続きもののゲームです。開発はノーティー・ドッグ。前作では世界累計で1700万以上を売り上げたそうで、今作はどこまで販売を伸ばせるだろうか?

本作ではタイトル名にPart 2が付き、主人公はエリーとなっている。前作から五年後を舞台にした物語で、主にアメリカにあるジャクソンとシアトルとサンタバーバラを舞台にしてます。前作のようなアメリカを横断することはないが、フィールドが狭くなったという感じでもないく、エリーとアビーの二人のキャラクターを色濃く描いている物語となっております。

ストーリーは凄く単純で、エリーがジョエルの敵討ちのためにWLFのメンバーを追ってジャクソンを旅立つ物語です。ラストオブアス2のテーマは『憎しみ』をテーマにしており、暴力の連鎖を描いている。内容そのものはシンプルで、そこにセラファイトやらWLFなどが絡んできて、本作のストーリーを膨らましている感じだろうか。


■復讐するために旅立つエリー
そもそも前作を終えてから、ジョエルエリーは一体何をやっているのか?といったところが気になるところですが、まずジョエルとエリーは前作のエンディングのときからアメリカのワイオミング州ジャクソンで生活しているという設定です。ジャクソンといえばジョエルの弟にあたるトミーと嫁のマリアが村を守っており、前作では水力発電所を守ったり、修理していたのが印象的だ。

もっともジャクソンに立ち寄ることはなかった前作ですが、今作はジャクソンの街並みを観光できます。それほど広いものではなかったけれども、子供たちが雪遊びをしていたり、町には電気が通っていたりと、人並みな生活ができている集落といった方が正しいだろうか。町を警備していることもあり、感染者やハンターが襲って来る気配などみじんもなさそうな平和を感じるところだ。

しかし、ある出来事によりエリーがWLFという組織に恨みを持つようにになり、ジャクソンで一緒に暮らしていたディーナと共に旅立つ物語です。


■ラストオブアス2のゲームシステム的なもの
まずストーリー進行的なものは、チャプター毎に分かれたストーリーを攻略していく流れになります。オープンワールドのようは広いエリアではないが、各チャプター毎に各ストーリーが用意されているので、全部足すと広く感じる構造といえるかもしれません。ジャクソン、シアトル1~3日目、農場、サンタバーバラとチャプターが分かれ、そのエリアのことを示してます。

操作キャラクターはエリーとアビーで、最初はエリー編でストーリーの表側をプレイしていき、次に裏側ではアビー編をプレイできるといった構成で、度々操作キャラクターがエリーとアビーとで切り替わったりします。最初は物語を進めていると、なんのことだろう?と迷いを感じることもあったが、物語を進めていくことでだいぶ理解できるようになってきます。

フィールドでは敵が配置されているので、ステルスで隠れながら敵を倒したり、武器で敵を攻撃したりして倒します。それに加えてフィールドでは工作することが可能で、フィールドにおいてある素材を入手して、回復アイテムやら火炎瓶のような投擲武器を作り出すことができます。この点は前作とはあまり変化はなく、なるべく音を立てずにステルスキルを狙ってみたり、派手に銃をぶっぱなす行為はよくあくアクションゲームの流れだろうか。

しいて新しく追加されたアクションといえば、ほふく移動だったり、ジャンプして飛び越えたりできるといったことです。あと近接攻撃を回避したりもできる。他には成長要素的なものとしてサプリメントを使用したキャラクター強化や、武器を作業台でカスタマイズして、アップグレードできる強化方法などがございます。


■収集するアイテムなど
エリアには色んなアイテムが落ちてたりするので、それらを集めながらストーリーを攻略していくのが基本となります。
  • 遺物:物語を補う状況、兵士や市民の感想などが綴られている。
  • トレーディングカード:エリーが集めているヒーローカード。
  • 日記:エリーが旅の出来事を記録しているノート。
  • コイン:アビーが集めているコイン。
  • 金庫:金庫の中身にアイテムが入っている。開けるには暗証番号が必要。


■総合感想
ラストオブアス2は全体的にそんな感じのゲームです。オンラインマルチプレイなんかもゲーム発売前に発表はしていたんですが、最近はとんと話を聞かないので、今のところまだ開発中なのか、予定通り言っていないのかどちらかなんだと思った。

ただストーリー系DLCに関しては出さないという方向性だとディレクターのニールが言っていたので、やはり前作のようなマルチプレイ対戦になるんかなとワクワクしているところもありますが、すでにラストオブアス2のストーリーを攻略してしまっている方も多いわけで、何だかなぁと思うところがある。

ストーリーだけ進めるパターンだと25時間もあれば、そこそこの収集状況で攻略できるようなボリュームとなっております。トロコンは二周目をプレイすることになるが、ムービーはショートカットしてしまえばだいぶ時間を短縮できるし、クリア後要素にてニューゲームプラスで引き継ぎプレイをすれば、思いのほかさくさくと攻略できるものかと思います。

全体的にラストオブアス2をプレイして感じたレビューは、ストーリーに焦点を当てたゲーム性だと思った。そこに収集要素を加えたサバイバルアクションゲームなので、やり込み要素といば、やはりトロコンやらアイテム収集といった流れとなります。あとはマルチプレイは今のところ未定なのでなんとも言えない状況かな。

ラストオブアス2

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