2015年8月17日月曜日

どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー

ニンテンドー3DSで発売されているどうぶつの森 ハッピーホームデザイナーの感想。
今作はどうぶつの森シリーズのスピンオフ作品であり、
今までのようにスローライフが楽しめるゲームではなく、動物たちの家作りに焦点を合わせた
物づくり系のゲームソフトです。どうぶつのキャラクター達は今まで通りのキャラが登場します。
家具を配置してインテリアやコーディネートを楽しむゲームです。

魚を釣ったり、土を掘り起こしたり、金を稼いでみたりとスローライフ的な遊びはできず、
一つのエリアを移動できる地形でもなく、住民たちの家にワープする感じのエリアになっている。
ハッピーホームデザイナーは基本的に、家や施設を作るのが目的としたものです。


主なゲームの流れでは、まず主人公がたぬきハウジングへ出勤することで1日が始まる。
コーディネートは1日に1度だけと決まっているので、1度作成すると天候は夜になります。
朝になるとニュータウンで悩みをかかえている動物たちに話かけると、
住民の依頼を受託することができる。住民が希望しているイメージはそれぞれ異なります。

初めに家を立てる場所、部屋の間取りをどうするかなど仕事の打ち合わせを行ってから、
現地へワープして家作りを行う流れとなる。
建てる場所についてだが、1つの島のマップの1ブロックを選択してワープする感じです。
1つの島をアクション移動したり、探検するような行為などはできません。
ここら辺りは住人の数が300人を超えているので致し方ない印象がある。


住民の家に到着すると、まず初めに住民が希望している必要な家具がダンボールに
入っているのでタッチして取り出して、それらの家具と組み合わせて
どうぶつが希望している部屋作りを行う流れとなる。
必要な家具は必ず置いていないと攻略できないので置かないと駄目。

新たに家具も増えているので、初めのスタート付近以外は豊富に家具がカタログに
追加されているので、迷いながら配置することになる。
ここの辺りでハッピーホームデザイナーが面白いと感じるかどうか人によりけりなところを感じる。
ただ作業的だと感じた場合は、もっとも何かを作ったりするのが得意な人かどうか怪しいと思う。

家を無事に立てれば新たなアクションを覚える。
アクションはタッチペンで動作を選択すると、プレイヤーや近くにいるどうぶつ達が
その短いアクションをしてくれるというものです。
別にいうなれば軽いワンモーションのようなもの。




そんなこんなで家作りを行うことで、しずえがたぬきハウジングに訪れて
施設を作れるようになります。施設は家作りと基本的な部分はそう変わりはなかった。
家と比較すると少し広めのフォールのようなところで、学校やレストラン、
何かのショップなどを与えられた家具を用いて作る内容です。
どんな風に仕上げるかはプレイヤーの自由で、特別な縛りなどは見受けられなかった。

施設は全10種存在するため、それらを作り終えるとストーリーはエンディングを迎える
内容だったが、それ以降もゲームを続けることは可能だ。
割りと手早く家やら施設を作ればエンディングまでの道のりは2~5日プレイすれば
辿り着けるボリュームであろう。
そこまでストーリーボリュームは長いものではなかったが、ストーリーというより家づくりの
ノウハウを覚えるための手順みたいなところがあるので、まあこんなところかと思う。


家や施設作りにおける点数や評価といった機能はないので、
まあ自由にコーディネート・デザインができるのが良い点かもしれない。
評価が前作のように設定されていたとするならば、おける家具は決まっていたので
それはもはや自由度の低い家造りとなってしまうだろう。
なので、そこらの仕様に関してはそんなもんでよかったと思います。

機能のオプションなどは通信講座を受けるか、ストーリーを進行すると増えていく。
このあたりはシンプルで良かった気はするが、基本的に家具をコピーできる機能は
最初からできるようにして欲しかったところもある。

通信講座は教育を受けることにより、天井に配置できる家具や、自分でデザインした絵を
壁などに貼り付けたりできる機能が増えるので、よりオリジナリティーな家づくりが
実現できるのでこれはこれで良かったかと思う。
教育内容そのものはシンプルでプラカードの内容を呼んで解除される感じでした。


その他にはゲームとは別に売られているアミーボカードを使うことにより、
住民の依頼を素早く受けることができたり、完成した家や施設へ呼び出して
一緒に記念撮影をとることができる機能などもある。
初期版の3DS本体だと別売りでさらにNFCリーダー/ライターが必要になるので、
結構な値段になってしまうところがある。

とはいっても、アミーボカード無しでもとことん遊べるゲームなので
無理して大量購入して遊ぶほどのゲームでもないような気が致します。
基本はやはり家具を配置する。そして写真撮影して画像を保存する流れなので、
あとは通信機能を活かして画像をSNSなどに投稿して楽しむような流れです。


全体的な感想としては、どことなくイメージのわきにくい住民の希望テーマだったり、
前に攻略したことのあるような希望テーマをだされたりと、
被った内容が多いような気がしたのが気になった(笑)

自己満足するようなゲームなのでデザインの方向性は人それぞれだしどうでもいいが、
希望家具はきちんと配置した上なので、ゲーム性は一応あるような感じかな。
気の長い人はずっと続けられそうなシンプルな内容のゲームだし、
短期で作るのが好きでもない人はさっさと辞めてしまうゲームだろう。

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