2020年5月21日木曜日

FF7リメイク

PS4ソフトで発売されたFF7リメイクの感想レビュー。2020年4月10日に発売されたRPGで、PSにあったFF7のリメイク版ソフトです。開発・販売はスクウェア・エニックス。当初の発表から5年近くかかったのかな?

FF7リメイクの舞台はミッドガル。今作は無印のFF7をそのまま凝縮されて収録されているわけではなく、分作販売です。なのであくまでクラウドたちがミッドガルを脱出するところまでしか物語は描かれておりません。ですので、いずれはFF7-2といった次に繋がるゲームが発売されることでしょう。そこら辺を知らずに購入してしまわないようにご注意。

物語はなんでも屋の仕事をしているクラウドが、アバランチに雇われて壱番魔晄炉を爆破するところからストーリーが開始されます。原作通りなので魔晄炉奥まで辿り着いたら爆弾をセットして爆発させて、その後は神羅カンパニーと抗争の様子を描いた物語です。そこにリメイクの追加ストーリーがいくつか収録されているので、ある意味完全版なのかもしれない。


■FF7リメイクの戦闘がアクションに!
原作のFF7と大きな変更点が見られるとしたらまずはバトル要素です。コマンドからアビリティや魔法を選んでプレイすることも一応は可能なんですが、アクションゲームのようにキャラクターを移動させたり、武器で攻撃したりできます。操作できるキャラクターはクラウド以外にも、ティファやバレット、エアリスがいるのでボタン一つで切替ながら操作できます。

キャラクターのレベルをただ上げるだけでなく、キャラクターの武器にも成長要素が付いて、SPを消費して武器を強化していけます。またマテリアのシステムも健在で、APを稼いでマテリアを成長させていく要素があります。さらに武器毎に武器アビリティがあり、各キャラクターには固有アビリティが存在するので、最初は何がなんだか分からないところもあったが、まぁ適当に戦っているうちにアビリティの有能性については気付いてくるかと思います。


さらには召喚獣などもいます。召喚獣はいつでも呼び出せるわけではなく、ボスなどちょいとした強敵に対して召喚することができます。イフリート、チョコボ&モーグリ、シヴァ、デブチョコボ、リヴァイアサン、バハムートを召喚可能です。その他には購入特典のDLCの召喚獣を呼び出すことが可能です。

バトルシステムに関してはざっとこんなところで、雑魚戦は割とぬるい戦闘ばかりで、ボスだけ歯ごたえのある内容といった感じのバランス設定でした。ロボ系のボスなんかはなかなか強く感じるところがあるかもしれません。ただし先程言った召喚獣なども呼べるので、回復さえしっかりしていれば詰むことはないかなと。

難しければゲーム難易度をイージーやクラシックにすることも可能なので、ATBゲージが溜まったらアビリティや魔法を使って行くだけで倒せるかと思う。


■フィールドについて
バトル以外で思うことは、ひたすら一本道になりがちなフィールド構成だろうか…。スラムやウォールマーケットなどにおいても細長い通路を進むことになり、ダンジョンへ行っても全体的に細長いマップが多いような。またスチームパンクというか工場のような舞台が多いので、どこも似た臭いタイプの風景も割と多いように感じます。またオープンワールドではないです。

ミッドガルの舞台そのものがそんな感じなので、何かしら真新しい風景などを感じない部分もあり、またちょいとした仕掛けのギミックが用意されていたりと、とにかくすんなりとゲームを攻略できてしまうタイプのフィールドでした。なのですぐクリアできてしまうゲームになんか疑問に思う所もあるかな。

そしてイベントのカットシーンが多かったりします。ゲームを操作しているよりもムービーシーンの時間の方が長いような?それとも同じくらいなんだろうか?とも思える尺の長さ。一応△ボタン長押しでスキップは可能なんですが、何かと量が多いためゲームのテンポがダラダラとしがちに感じる点が少し気になりました。

バトルにおいてもそうなんです。ある程度ボスのHPを減らすと映像が入って、倒しても映像が入ってと。そこらが気になる人は気になるかもしれませんね。また移動していると常にダッシュ移動ではなく、場所によってはイベントのために強制的に徒歩移動になってしまったりするところもあるので、なんか移動制限を喰らってしまってところにストレスをやや感じるところもあるかもしれない。

そしてフィールドにいる雑魚敵を倒すと、大抵は再度雑魚敵は出現しない箇所が多いため、レベル上げをしたくてもできるポイントが限られているという点もあります。RPGというと作業的にレベル上げや金稼ぎができるかもしれませんが、FF7リメイクはそんな感じのRPGではなかった。

なのでレベルを上げ過ぎてしまってボス戦がヌルいといったことはあまりないかもしれません。むしろ二週目プレイなんかはこちらが強くなりすぎて退屈に思えるかもしれない!?


■その他の要素
他にFF7リメイクにあるとすれば、サイドイベントのなんでも屋の仕事のクエストをプレイできたり、チャドリーのバトルレポートで何らかのお題を達成したり、コルネオ・コロッセオという闘技場で戦ったり、神羅バトルシミュレーターで戦ったりと、寄り道できる要素は各チャプターで設けられている感じです。

なんでも屋の仕事にしても、数は一見それほど多くはないかなと思えていたが、実際にプレイしてみると、やはりムービーシーンも多いため、なにか長く感じるところがある。他はバトル要素系統のサイドイベントなので、まぁ想像通りかと思います。

その他にはちょいとしたミニゲームなども用意されていて、セブンスヘブンでダーツを投げたり、メインストーリーの進行でプレイできるバイクゲーム、箱を攻撃してスコアを稼ぐクラッシュボックス、ボタンをタイミングよく押してスクワット勝負けんすい勝負などがございます。あとは蜜蜂の館にてアニヤンとのダンスなど、ちょっとしたタイプのミニゲームが用意されていたりします。

それらの要素を攻略しつつ、メインストーリーをクリアする遊び方なら、そこそこ長く感じるゲームかもしれません。ただメインストーリーだけ進める人だと、それこそ2日だとか1日だとか、かなり短い時間でクリアできるゲームだったりします。あとはクリア後の要素ではHARDなどで遊ぶくらいなので、あまりやり込み要素といえば1周目プレイである程度のことはできてしまう仕様です。


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